2019/05/20 <新人会> 旬を愛でる花旅・庭めぐり

新人会 春のお庭巡り

                               幹事 谷村

                              副幹事 齋門

 5月20日、新人会主催の庭巡りを行いました。

午前9時30分、参加者23名が「ぐらんぱる旅の駅」に集合。

7台の車に分乗して、今 生命力が溢れ出す春の彩りを探しに、

伊豆高原周辺の個性豊かな7庭を訪問しました。

 

① 平川庭(会員外)

 崔如琢美術館近くにある平川庭は、庭の中央に手入れが行き届いた

キンメツゲの緑の模様が特徴的なお庭でした。

なだらかな芝庭の向こうに相模湾が広がり、

大島を望むことができる南欧を思わせる明るいお庭です。

こういうツゲの生け垣の緑により模様が浮かび上がるガーデンのことを、

“ノットガーデン(結び目模様の庭)”と呼び、イギリスが発祥とのことです。

ひとつ勉強になりました。

      

     

② 庄司庭(会員外)

 庄司庭は、IGCのフリーマーケット会場となるイトーピア管理事務所近くにあります。

コンパクトなお庭には、ホワイトレースの白を基調として、カンパニュラ・バラ・

ジギタリス・サルビアなど初夏を彩る様々な色目の草花が咲き乱れて、

思わず微笑みが浮かびます。

まさに、お花畑にいるような至福のひとときでした。

      

     

③ 普川庭(会員外)

 庄司さんのお庭から道を隔てて、普川さんのお庭がありました。

ここもまた、ごく自然な佇まいの傾斜したお庭には、ネモフィラ・ツユクサ・

ツリガネソウなどが咲き乱れて、

気取らない自然の風合いが私達を和ませてくれました。

      

       

④ 石川庭

 午前の最後に訪問したのが、今年からオープンガーデンに参加の「マルタガーデン」です。

造園屋さんを営んでいるだけに、お庭と凝った作りの自宅が良く調和しており、

良い景色を作り出しておりました。

プロが作るとこんなに洗練されるという見本のようなお庭でした。

ロックガーデンも見応えがありました。

             

              

「橘陶房」で美味しいランチタイム

    

➄ 堀江庭

 伊豆高原駅近くにある「ボーダーガーデン」はオープンガーデン参加、3回目のお庭です。

緑の芝生が、フェンスに絡んだ白と赤のバラ(アイスバーグ・ダブリンベイ)、

薄紫のジギタリス・赤いワトソニアをより鮮やかに引き立たせてくれていました。

10年の歳月によって醸し出させた訪れる人を楽しませてくれる色彩豊かな、

すばらしいお庭でした。

   

  

⑥ 森田庭

 今年からオープンガーデンに参加の「ローズテラスガーデン」です。

アイスバーグ・ロココ・ブラッシュ ノアゼットの色とりどりバラが、

石造りの家の壁面を飾り、フランスの片田舎(行ったことないけどね)にいるような

錯覚にとらわれました。バラの香りの中で小鳥のさえずりを聴きながら、

ベンチに座って好きな本でも読みたいものです。

  

 

⑦ 増田庭

 最後に訪れたのは、伊豆高原から少し離れた赤沢にある「節子ガーデン」です。

いつもにこやかに迎えてくれる節子さんの人柄に、

ここを訪れる多くの人が癒され、この庭の虜になります。

今回もバラだけでなく様々な草花が競い合うように咲き誇っていました。

相模湾を眼下に見下ろす絶景と花々の共演は、見応えがあり、いつ行っても魅了されます。

    

              

【まとめ】

 今回は、どの庭でも綺麗に咲いたバラや草花を見ることができ、

本当に楽しい庭めぐりでした。

 また、23名(うち、会員外の方3名)もの方々に参加いただき、ありがとうございました。

 当日は、途中強い雨が降り、庭めぐりが続けられるか危ぶまれましたが、

幸い雨も上がり、予定通り7つのお庭を拝見することができました。

 最後になりましたが、訪問させていただいたお庭のオーナーの皆様、

特に会員外にも関わらず、快くお庭を拝見させていただき丁寧に対応頂きました

平川さん、庄司さん、普川さん、ありがとうございました。

 また、定休日にもかかわらず、特別に店を開いていただきました「橘陶房」さん

にもお礼申し上げます。         

                             (谷村 記)