オープンガーデン研究会-東京農大3/30

オープンガーデン研究会報告-2001・3・30

 

3月30日、全国のオープンガーデン組織の代表が一同に会した。初めての会合である。

この計画は東京農大・景観政策学研究室・相田氏の尽力により実現したものである。

集まったのは下記の組織であった。ほかにガーデン雑誌関係が数社来ていたのはオープンガーデンに対する関心の強さを示している。

オープンガーデンいわて 岩手県岩手郡 吉川三枝子ほか
オープンガーデンみやぎ 仙台市 大森依子ほか
オープンガーデンいわき いわき市 加原世子ほか
オープンガーデンクラブ東京 東京都 森山みちこほか
伊豆オープンガーデン 伊東市 森下一義ほか
小布施町オープンガーデン 長野県小布施町 小布施町経済課
お庭の公開日を作ろうの会 浜松市 木村智子
チェルシークラブ 大分市 大本信子
ほかに須磨、岡山からのメッセージが届いていた

 

懇談会において次ぎの三つのテーマが取上げられたが、時間もなく具体的な検討・協議には入れなかった。

   ・オープンガーデンの定義

   ・訪問のマナー

   ・チャリテイ

最後に各組織のメールアドレスを確認し、日本オープンガーデン・ネットの結成が合意された。

 

所感
それぞれが工夫し苦労しながらここまで立ち上げてきた。敬意を表したい。

森下は次ぎの三つの課題を抱えていると述べた。「公開庭のレベル」「入場料・チャリテイ徴収に関わること」「交流の輪を広げるという目的を達成してしまったあと、何をオープンガーデンの意義・目的に据えたらいいのか」

通年公開、一般公開(会員以外)をしているのは小布施と伊豆だけであることを知り、自分たちが困難な道を歩いていることを知った。

この会合を実現してくれた相田氏に感謝する。

追記

会合は東京世田谷の農大構内で行われ(森下はここで退席)、終了後東京森山氏の案内で近くのオープンガーデン庭を訪問し、その後会食してわが同行の女性たちは熱海に辿り着いたのが終電2分前だったという。元気なことである。

記念撮影  貴重な記録である
 
討議風景  狭い部屋でした
 
終わって農大構内を散策