伊東市商業祭参加のこと

伊東市商業祭への協力依頼
 

伊東市の商工会議所から伊豆ガーデニングクラブにたいし、9/27に行う商業祭のなかで「中央会場(松川藤の広場)」での「職人芸パフォーマンス=野外趣味講座」に協力してくれとの依頼がありました。
 広場で大工組合の人たちがプランターを作る。それに花の寄せ植えを実演してくれというのです。
 土や肥料、苗、花材などは実費を出す。その他に日当代わりにクラブにたいして適当な謝礼を出す、という申し出です。市からの話ならボランテイアでお願いというところです。

 クラブ員の中には「自分の花作り庭作りだけでなくもっと地域の花いっぱい、公共の場所に花を咲かせることにも関心を持つべきだ」と考える人と、「自分の庭だけでも手いっぱい、公共の場所の緑化にボランテイアで狩り出されるのはごめんだ」と考える人がいます。

 9/12の例会で問うたところ、たちどころに5名が名乗りをあげてくれたので助かりました。実は事務局としては、この謝礼が欲しかったのです。オープンガーデンで告知手段のための費用をどうしようかと悩んでいますので。


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駅前を花で飾る
 

寄せ植え実演依頼の時、あわせて伊東駅前を花で飾る計画についても協力打診がありました。

 ご他聞にもれず観光地伊東も昨今地盤沈下に悩んでいます。いろいろと活性化を目論んでいますが、なかなか実効が上がりません。
 そういう中で「花香る伊東-旬花秋湯(しゅんかしゅうとう)祭」なる企画を考えました。メイインテーマは「市街地に《花のゾーン》を」です。伊東にはあちこち花の名所はあるがいづれも郊外である、この企画は市街地を花で飾ろうというのです。
 具体的には駅前、松川遊歩道、松川公園で、実施時期は10~11月です。イメージ図も出来ていましたが、プランターは大工組合や職業訓練校の協力を得るとか、幼稚園児のかりだしとか、書かれていました。

 伊豆ガーデニングクラブとしてはこの協力要請はお断りしました。

理由
1、花で飾るなら年間通して飾ることを考えるべきだ。伊東の気候なら難しいけどそれが出来るし、それこそ他所の土地の人にアピールする点ではないか。
2、現在世界の市街地の花飾りの主流はハンギングになってきている(と森下は感じています)。地べたに置くプランターは撤去の方向だ。今伊東市が駅前とか松川公園を花で飾るなら最先端の流行を取り入れるべきだ。それでこそ話題にもなり、誘客にも結びつく。
3、こういったハンギングバスケットに年間通して花を咲かせるのはプロの仕事だ。とても我々素人の手にはおえない。

以上