バラ石鹸作りとバラ化粧水作り

10月23日(木曜日)、あいにくの雨模様となりましたが、会場の戸田邸に20名が集まりました。広い戸田邸のリビングも大勢の参加者で熱気にあふれています。

20名をABCの三グループに分け、A、Bグループは「バラ石鹸」作り、Cグループは「バラ化粧水」作りを実習しました。

 

 

 

準備したもの

グリセリンソープ200g × 3、ローズ精油 2mg × 1、ゼラニウム精油 5mg × 2、ラベンダー精油 5mg × 1、エタノール 30CC、グリセリン 12CC、精製水 320ml、顔料(コーラルサンゴ)、石鹸の型、耐熱ガラスボウル、ゴムへら、スポイト、漏斗、携帯用15ml容器20本、赤バラ 花首60本分。

尚、バラ花柄の多くは増田ガーデン様からご提供いただきました。ここに厚く御礼を申し上げます。

 

参加メンバーから、材料の購入先を教えてほしいとの声が多くありましたので、下記に記載します。

グリセリンソープ200g、顔料(コーラルサンゴ)の購入先

手作り化粧品材料 マンデイムーン。徳島県徳島市川内町宮島本浦157 (TEL) 088-666-3470
http://www.rakuten.co.jp/mmoon/ 

お問い合わせ:rakuteninfo@mmoon.net

 

ローズ精油2mg、ゼラニウム精油5mg、ラベンダー精油5mgの購入先

セラピストの問屋 ■ 電話   : 03-3231-0270
ショップURL:

http://www.rakuten.co.jp/tonyatonya/ 

メールアドレス: rakuten@tonyatonya.com

エタノール、グリセリン、精製水、は薬局で買えます。

 

A・Bグループの手作りバラ石鹸  

今回は時間の関係でグリセリン石鹸を使った簡単な作り方の実習です。

1. グリセリンソープを2cm角くらいのさいころ状にカットする。

2. 耐熱容器に入れ、電子レンジで20~30秒加熱する。様子を見ながら溶けるまで10秒おきに見ながら加熱する。 (500

3. 完全に溶けたら精油を入れて静かに混ぜる。 さらに、少量のグリセリンで溶いた顔料も混ぜる。顔料は偏らないようにまんべんなく混ぜる。

4. 牛乳パックで作った型に入れ、冷まして固める。(固まりにくかったら冷凍庫で固める。)

5. 固まったら、型から出して風通しの良い場所で2~3日乾かして出来上がり。

AチームBチームともワイワイガヤガヤと賑やかにバラ石鹸作りを楽しみました。両チーム合わせて出来上がったバラ石鹸は20個。各自一つずつお土産に持ち帰ることができました

Cグループ ローズウォーター化粧水

1. バラの花弁(赤バラ)を500CCの計量器にぎっしりと押し込む。計量器満杯だから700CCくらいになる。(新鮮な赤バラの花首30個程度)

2. 花弁を取り出して水洗い。良く水を切る。

3. 精製水180~200mlで花弁を煮出す。最初中火、煮立ったら弱火、約4~5分程度煮つめる。

4. 目の細かい布で絞り濾す。美しいローズカラーのバラ水170~180mlが出来る。

5. エタノール12~15CC+グリセリン5~6CCを入れる。

6. ローズ2滴、ゼラニウム15滴、ラベンダー15滴を加え、良く攪拌する。

7. 携帯用スプレー容器(15ml)で10~11本取れる。

8. 保存剤などは使わないので、冷蔵庫で保存し、二週間くらいで使い切る。(一か月程度なら大丈夫かも)

 

新鮮な赤バラ・黒紅バラ(主にHTの香りバラ・パパメイヤン、オクラホマ、ジョセフィンブルース、ランデブーなど)を中川庭と増田庭で60本ほど用意しました。それを二回に分けて煮出します。戸田邸リビングはバラの香りに包まれました。紅色の鮮やかなバラウォーターだけでも香りが良いのに、更にローズやゼラニウムなどの精油を少量加え、エタノールとグリセリンを添加攪拌して出来上がりです。とびきりのバラ化粧水を15mlのスプレー容器にいれて各自一本ずつお土産にすることができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

材料費の負担

 

バラ石鹸作りとバラ化粧水作りの直接的な材料代として8300円、その他雑費を含めると約1万円ほどかかりました。参加者一人500円の材料費および、お茶+お菓子代として別途300円、合計800円のご負担をいただきました。

 

次回・第5回ローズ部会のイベントについて

イベント企画案

① 花の絵美術館のボタニカルアート鑑賞と、バラを描く為の初心者レクチャー(花の絵美術館入場料お一人600円+講師謝礼。講師はボタニカルアートの専門家・高橋京子先生を予定。

② つるバラおよびブッシュローズ(HT・F・ERなど)の冬剪定と元肥入れの実習

 

上記①②の何れかとすることで参加者の意向を伺った結果、季節がら、②の冬剪定と寒肥の実習に決まりました。尚、日程は1月第3週のあたりで開催するとしましたが、1月はガーデニングクラブの幹事会などが予定されますので、後日調整の上でご案内をさせていただきます。

 

今回も楽しく賑やかな部会を開催することができました。ありがとうございました。

会場となった戸田様ご夫妻のご協力、ありがとうございました。

飯塚様からのお菓子の差し入れ、ありがとうございました。

たくさんの赤バラをご提供いただいた増田様に感謝します。

 

10月23日

伊豆ガーデニングクラブ ローズ部会

幹事 中川惠章